大人気となったカンパーニュシリーズ、シラー 95％にグルナッシュ5％をアッサンブラージュ、除梗してセメントタンクで醸し後、木樽で発酵・熟成しました。詰まったブラックパープルの外観から、カシスやバニラ、ホワイトペッパーの香り、ふくよかなエキスに滑らかなタンニン、バランスのとれた味わいで柔らかなアフターも美しい仕上がりは、このクラスにして素晴らしい出来栄えです。

【ワイナリー名】 シャトー・ド・ゴール
【ワイン名】 カンパーニュ ド ゴール シラー グルナッシュ
【生産年】 2018
【ブドウ品種】 シラー 95%、グルナッシュ 5%
【アルコール度数】 14.0%
【容量】 750 ml
【カテゴリ】 赤ワイン
【呼称】 Languedoc
【生産国】 フランス
【栽培・認証等】 ビオロジック エコセール

○ワイナリーについて
当主のPierre Fabreはベルギーを代表するパッケージング企業Crowncorkの元代表取締役。2001年に会社を売却し、熟練したエンジニアであった彼は夢を実現し、ラングドックで高品質のワインを作ることを決意します。2004年、ピエールは、カルカソンヌの南30分に位置し、200ヘクタールの土地と中央に18世紀の住居を持つシャトー・ド・ゴールを購入。この土地は有史以前にさかのぼり、鉄器時代の大規模な防衛集落である古代オピダムの敷地であったそうです。ピエールは現在、Limoux (大部分はシャルドネ、シュニンブラン、モーザック、ピノ・ノワール)に20 ha、Roussillon (大部分はシラー、グルナッシュ、カリニャン)に30 haを所有しており、これにはTautavel、Lastours、Mauryなどが含まれる (Languedoc内も含む) 。総生産量は6万本で、生産量は増加しています。畑は有機認証され、ビオディナミ農法に準拠しています。ピエールのブドウはLimouxの中でも収穫時期が遅く、時には10月末まで待つことにより、熟度を見極めます。収穫はすべて手作業で行っています。醸造では野生酵母のみを使用。発酵期間は非常に長く、3~6ヶ月かかることもあります。亜硫酸塩はほとんど加えず、細菌の発生を避けるために、プレス時に1g/ヘクトリットル、瓶詰め時に1gを加えるのみに留めています。ワインはいずれも無清澄です。