2019年、コンスタンシア・グレンは例年に比べても特に冷涼なヴィンテージでした。冷涼な成熟期は、ブドウを優しくゆっくりと成熟させることができ、ブドウに含まれる風味の前駆物質がより複雑になり、また収穫時の酸も良好でした。その結果、エレガントでフレッシュな、そして明るいアロマを持つワインに仕上がりました。また、ゆっくりと熟すことで糖分がゆっくりと蓄積され、優れたタンニンの発達を促すことができたため、フェノールが十分に熟したブドウを扱うことができました。コンスタンシア・グレンの乾燥地のブドウ畑は顕著な緩衝能力を示し、2019年ヴィンテージは、素晴らしい豊かさ、質感、アロマの純粋さ、そして持続性のある口当たりの良いタンニンを持つ、非常にエレガントで洗練された赤ワインをもたらしています。

【ワイナリー名】 コンスタンシア・グレン
【ワイン名】 ファイブ
【生産年】 2020
【ブドウ品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン 25％、カベルネ・フラン 23％、メルロ 18％、プチベルド 23％、マルベック 11％
【アルコール度数】 14.5%
【容量】 750 ml
【カテゴリ】 赤ワイン
【呼称】 Constantia
【生産国】 南アフリカ
【栽培・認証等】 無し

○ワイナリーについて
南アフリカで最初にブドウ栽培が始まった（1685年）コンスタンシア地区にある。「グレン」とは、「谷」を意味する。冷たい大西洋に囲まれ冷涼で、比較的降水量も多い。冷涼コンスタンシア地区のボルドー品種を使った優等生的な生産者。冷涼気候によりブドウはゆっくりと成長。一粒ずつの厳選なブドウ選果とポンプを使わないグラヴィティ・システムを採用。白も赤もフレッシュで豊かな酸味、しっかりした骨格とボディ、洗練されたエレガントで美しいワインを生み出している。