スペイン・リベラデルドゥエロの新星ゴヨガルシアが標高880mで育つテンプラニーリョ（この地ではティンタ・デル・パイスと呼ぶ）を10～15日の発酵後、3ヶ月そのまま漬け込み、熟成せず瓶詰めしました。

【ワイナリー名】ゴヨ・ガルシア・ヴィアデロ
【ワイン名】ホヴェン デ ヴィニャス ヴィエハス
【生産年】2017
【ブドウ品種】テンプラニーリョ 100%
【アルコール度数】13.5%
【カテゴリ】赤・フルボディ
【呼称】リベラ・デル・ドゥエロ
【生産国】スペイン
【栽培・認証等】ビオロジック

○ワイナリーについて
ゴヨ・ガルシア・ヴィアデロ。彼はリベラ・デル・ドゥエロで最も尊敬されるワインファミリーの一つ、ヴィアデロ家のもとに生まれますが、リベラ・デル・デゥエロにあるロア村近くのいくつかの区画を購入し、2003年に独立する道を選びます。ブドウ樹の多くは100年近くの古木で、株仕立て(ゴブレ)。クオリティを求め収量を抑え、収穫は良質な酸味を得るためにこの地の他の生産者に比べ早く行われ、黒ブドウと白ブドウを混醸します。これはこのリベラ・デル・ドゥエロの古き良き醸造方法で、現在ではこの混醸法を取る生産者はあまり見られません。ブドウはすべて除梗され、自然酵母で発酵、瓶詰めまで一切の添加物はありません。発酵と瓶詰めは家族がもつボデガ・ヴァルドゥエロで行われ、熟成は3世紀に建てられたというボデガの地下深くにある広大なカーヴで、フランスの古樽を使ってゆっくりと時間をかけられます。古いですがとてもきれいで、温度管理はせずとも、自然に夏は10度、冬は8度くらいに温度が保たれています。