ハミルトン・ラッセルのピノ・ノワールは、痩せた石の多い粘土質と鉄分を豊富に含む土壌、冷涼な海洋性気候、そして35hl/haを下回る低い収量、テロワールを表現するという哲学から生まれます。その結果、リッチでふくよかな味わいとバランスを取る、引き締まったタンニンと長い余韻が特徴です。フルーティーで甘く、柔らかいピノ・ノワールとは異なり、魅惑的な旨味と、ダークスパイスや複雑な果実の香りが感じられます。
【ワイナリー名】 ハミルトン・ラッセル
【ワイン名】 ピノ・ノワール
【生産年】 2023
【ブドウ品種】 ピノ・ノワール 100%
【アルコール度数】 13.5%
【容量】 750 ml
【カテゴリ】 赤ワイン
【呼称】 Hemel-en-Aarde
【生産国】 南アフリカ
【栽培・認証等】 N/A
○ワイナリーについて
ハミルトン・ラッセルは、1975年にティム・ハミルトン・ラッセルによって設立されました。現在は二代目のアンソニー・ハミルトン・ラッセルが当主です。ワイナリーはケープ・タウンから約120km南東のヘメル・アン・アード・ヴァレーに位置します。南大西洋に面し、リゾート地として知られるウォーカー・ベイからわずか3kmです。アフリカで最も南にあり、また最も海に近いワイナリーです。64haの畑を所有し、23haはピノ・ノワール、28haがシャルドネ、13haがソーヴィニョン・ブラン。痩せた砂利質の土壌と涼しい海風に恵まれ、長い熟成が可能な優れた個性とフィネスを持つ素晴らしいワインを造りだし、南アフリカにおける「最高峰」のワイナリーとして世界中で飛躍的に評価を高めています。毎年発表される「ワインスペクテーター 年間トップ100」でも上位ランキングの常連。世界のワインマーケットであるイギリスやアメリカでは奪い合いになる熱狂振りが続いており、日本においても非常に希少な入荷&超人気のワインとなっています。旧世界の持つ繊細さと優雅さ、ミネラル。新世界の特徴である華やかさとボリューム感。この両者を味わえる見事なスタイルが、世界中のワイン・ラヴァーを魅了しているのです。