北ローヌ高地アルルボスク村、花崗岩土壌で育つシラーを全房で30hlのステンレスタンクでピジャージュしながら 2～3週間発酵、ステンレスタンクと 225L の木樽で8ヶ月熟成しました。鮮やかなパープルガーネット色、スミレやフランボワーズ、ブルーベリージャムの香り、摘みたてベリーを食した時の素朴で落ち着きある味わいにやや強めの酸、アフターまで穏やかな印象です。

【ワイナリー名】 エルヴェ・スオー
【ワイン名】 シラー
【生産年】 2020
【ブドウ品種】 シラー 100%
【アルコール度数】 12.5%
【容量】 750 ml
【カテゴリ】 赤ワイン
【呼称】 VdF
【生産国】 フランス
【栽培・認証等】 ビオロジック

○ワイナリーについて
エルヴェ・スオーは1993年にドメーヌ・ロマノー・デストゥゼを設立しました。エルヴェは5ヘクタールの樹齢50年から100年の古木のブドウを栽培しています。彼は、ローヌはサン・ジョセフにあるエルミタージュの丘のちょうど反対側に、2つの畑を所有しています。この地域は、標高の高さ、古代のブドウ畑の場所、南東と南の日当たりの良さなどにより、地球上で最も優れたワイン生産地の一つとされています。ドメーヌはアルデッシュ北部の丘陵地帯にあるアルルボスクという小さな町にあり、サン・ジョセフから丘陵地帯を曲がりくねった道を車で約30分ほどの距離。ワイナリーは16世紀の要塞化された農場 ""レ・ロマネ ""の下にあります。

エルヴェは、全房栽培とセミ・カルボニック・マセラシオンでワイン造りを行っています。彼の哲学は、ブドウから繊細なバランスのタンニンを抽出し、繊細でフィネスを備えたワインを造ることです。北ローヌの有名なワインの多くが、タンニンをより多く抽出し、若いうちはほとんど飲めないように設計されているのとは対照的です。エルヴェはすぐに飲めるワインを造っていますが、彼のワインはピュアさと酸が素晴らしいレベルであり、試飲した古いボトルは、現存する最も壮大な自然ワインの1つに進化する驚くべきポテンシャルを持っていると言わざるを得ません。