収穫量は少なかったが結果としてワインは綺麗に仕上がった。気候的には4年続いた乾燥の年は終わったが、降水量は例年より少し少ないくらいまで回復。ほとんどの畑は粘土の多い砂岩と花崗岩土壌。発酵は中古のフレンチオークで天然発酵。その後、澱(おり)が入ったまま12ヶ月熟成(シュール・リー製法)。濾過せずに瓶詰め。生産量9055本。このワインは、シュナンブランを中心に、その他4つの品種がブレンドすることにより複雑なワインになっているのが魅力。シュナンブランの一部(14%)は1971年に植樹した古木のブドウで、ワインをよりリッチにしてくれる。シャルドネはしっかりした重みを、ソーヴィニョンブランはフレッシュな酸を、ヴィオニエはスパイスとアロマティックな香りを与えている。ライム、リンゴ、パイナップル、桃、ヴァニラ、バタースコッチなどの複雑な香り。フレッシュで豊かな酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディ。濃厚でなめらか、ほんのりとクリーミーでリッチな味わい。中盤以降も熟したアプリコット、桃、洋ナシや草のなどの風味が豊かで華やかワインに仕上がっている。