コンセプトはエレガント、バランス、テロワールを表現すること。斜面は南と南東向き。収穫は夜の涼しい時間に収穫。発酵前にスキンコンタクト。圧搾後、フリーランジュース(一番搾り)のみを使用し、違う種類の酵母を使ってステンレスタンクで発酵。そのままオリが入った(シュール・リー)状態で5カ月熟成し、よりリッチで厚みのあるボディに仕上げる。セミヨンは、ステンレスタンクと3年目と4年目のフレンチオークで発酵、熟成し、最後にブレンド。トロピカルフルーツ、グレープフルーツ、パッションフルーツなどの香り。フレッシュな酸味、複雑でややクリーミーでリッチな味わい。清々しく気持ちの良い上品なワイン。ジョン・プラッター・ワインマガジン(南ア)で4星。(過去実績)2009年11月28日のジャンシス・ロビンソンのサイトで「絶対お勧めの世界の白ワイン77本の1本に選出される。2008年デカンター(英国)で新世界ワインのべスト・ソーヴィニョンブラン受賞など受賞多数。「南アフリカで最も急速に伸びているワイナリーのトップ10」、「ベストバリュー・ワイナリーのトップ10」、「最もエキサイティングで大発見のトップ10」に選ばれている(Wine Report 2007 by Tom Stevenson)。
○ワイナリーについて ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルギン地区にあります。ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、その為ワイン用のブドウがゆっくり成長し、良質のブドウが採れる地域として知られています。同社はエルギンのパイオニアとして、「エルギン=ブランド地区」にした立役者で、最近も「南アフリカで最も急速に伸びているワイナリーのトップ10」、「ベストバリュー・ワイナリーのトップ10」、「最もエキサイティングで大発見のトップ10」に選ばれました(Wine Report 2007 by Tom Stevenson)。また、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。ポールクルーバー・ワイナリーは、家族経営でワインを造っています。オーナーのポールクルーバー氏は、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。ワイン造りの工程は、ひとつひとつ丁寧な手作業で行われています。ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現するほどのこだわり様です。