ロングリッジの特別な小さな区画のソーヴィニョンブラン。樹齢8-12年。天然発酵後、フレンチオークで10ヶ月熟成。「ドリフォンテイン」とは、3つの泉を意味する。熟したトロピカルフルーツ、桃、梨などの香り。豊かな酸味と果実味。ミネラルも感じる。ボディは中庸。味わいはなめらかでふくよか。ブドウの旨みが感じられる柔らかいフルーティなワイン。ソーヴィニョンブラン独特の青さは少なく、ブラインドで飲むとソーヴィニョンブランっぽくない?感じもある。フィニッシュは爽やかで余韻も長い。フレンチオークで熟成させた面白いソーヴィニョンブラン。
【ワイナリー名】 ラーツ
【ワイン名】 ドリフォンテン
【生産年】 2021
【ブドウ品種】 ソーヴィニヨン・ブラン 100%
【アルコール度数】 13.0%
【容量】 750 ml
【カテゴリ】 白ワイン
【呼称】 Stellenbosch
【生産国】 南アフリカ
【栽培・認証等】 無し
○ワイナリーについて
古くからのワイン産地のステレンボシュ地区にあって2000年創立のまだ新しいワイナリーだが、樹齢の古いシュナン・ブランとカベルネ・フランに特化したワインが有名。特に伝統的品種のシュナン・ブランを国際マーケットにおいて認められるよう努力したことへの評価は高く、南アフリカ白品種の「フラッグシップ」としてのシュナン・ブランの位置付けを明確にしている。南アフリカだけでなく、フランスを含むシュナン・ブランからワインを造る産地で、この品種に特化し 評価を高める努力をしているワイナリーは少なく、『デキャンタ』『ワインスペクテイター』『ワインアドヴォケート』『ニューヨークタイムズ』などの出版物に取り上げられ、ジャンシス・ロビンソンからも賞賛を受けている。